平成27年度事業報告

実施事業

継1 常磐津節の普及振興を図るための公演会事業

事業実施の趣旨

本事業は、広く一般の方々に、江戸から受け継がれる浄瑠璃・歌舞伎音楽の一つでもある常磐津節に親しんでもらい、常磐津節の普及振興及び伝統継承を目的とする。

事業の内容

常磐津節を職業とする当法人社員により、年一回定期的に公演会を主催し、国立文楽劇場 小ホールにて開催。劇場、図書館等の公共施設や関連団体を通じてのチラシ配布、並びに当法人発行の機関紙・ホームページ等での案内により告知。

                         
平成27年度(第76回)公演会開催実績
開 催 日 平成27年10月3日(土)
開催場所 国立文楽劇場 小ホール
出演人数 24名
事業の対象
広く一般市民を対象とした公演会
事業実施の財源
入場料収入 54万6千円
邦楽実演家団体
連絡会議助成金
30万円
文化振興会
助成金
42万2千円
大阪市助成金 20万円

継2 常磐津節の普及振興を図るための機関紙発行事業

事業実施の趣旨
本事業は、古典音楽である常磐津節を一般の方々に理解いただくとともに当法人の活動内容を広く知らしめ、常磐津節の普及振興を図ることを目的とする。
事業の内容

常磐津節の歴史や古典音楽の解説、演奏会等の行事案内、会員紹介等の内容で構成。

  • A3版2枚折り、8頁の機関紙
  • 1月及び7月の年2回発行
  • 当法人会員、関連団体及び公共施設等に毎回1,000部配布。
  • 平成27年7月、第43号機関紙『つどい』を発行。
  • 平成28年1月、第44号機関紙『つどい』を発行。
事業の対象
当法人会員、関連団体、伝統芸能ファン及び一般市民を対象に発行
事業実施の財源
なし(基本財産運用収入、会費収入等をもって充てる)

その他事業

他1 当協会準会員、賛助会員の技芸向上を目指した演奏会「ときわぎ」事業

事業実施の趣旨
準会員、賛助会員の普段の稽古成果を発表する場を設け、その技芸向上を目指す。
今年度は実施を見送り。

他2 常磐津節愛好者を増やし裾野を広げるための
常磐津教室事業(ときわづカルチャー)

事業実施の趣旨
気楽に常磐津節に親しんでもらい常磐津節愛好者の裾野を広げることを目的とする。
事業の内容

今年度より事業内容を見直し、事業通称名を「ときわづカルチャー」とする。
二年間48回の講座をワンクールとして浄瑠璃、三味線を協会の担当理事が講師となり協会事務所にて講習する。一般市民を対象に、協会ホームページやチラシなどで受講生を広く募集する。
受講料や唄本等の教材は無料。
文化庁の人材育成事業に応募し、助成金での事業運営を目指す。(今年度は不採択)

他3 常磐津節を語り継いだ先人の供養を目的とする常磐津塚法要事業

事業実施の趣旨

伝統ある常磐津節の歴史を継承していく事を目的とする。

事業の内容

毎年大阪市東淀川区にある寂光寺(江口の君堂)の常磐津塚において、常磐津節を語り次いだ先人の供養のための法要行事を行う。当法人の機関紙にて告知及び当協会員に案内を送付し、希望する会員及び常磐津節愛好者が参拝。

             
平成27年度常磐津塚法要開催実績
開 催 日 平成27年4月4日(土)

参考

定期的な会議の開催実績

第三回社員総会

平成27年6月3日(水)大阪市立中央会館

理事会

12回

平成27年
  • 4月7日(火)
  • 5月11日(月)
  • 6月3日(水)
  • 7月27日(月)
  • 8月24日(月)
  • 9月22日(火)
  • 10月22日(木)
  • 11月23日(火)
  • 12月23日(水)
平成28年
  • 1月15日(金)
  • 2月18日(木)
  • 3月22日(火)

※事業報告の内容を補足する重要な事項はありません。(附属明細書なし)

事業報告の一覧